Last Updated on 11月 30, 2025 by kakehasi
はじめに
肩こりは現代人に非常に多い症状ですが、放置すると頭痛や疲労感を引き起こすことがあります。
当院では、伝統的鍼灸術に基づき、肩こりの改善を目指した鍼灸施術をご提供しています。
西洋医学的立場から
病気がみえる 運動器・整形外科(編集:医療情報科学研究所)によると、肩こりは以下の3つに分類されます:
- 症候性肩こり(原因疾患を認めるもの)
- 本態性肩こり(特別な原因疾患を認めないもの)
- 心因性肩こり
特に注意すべきは症候性肩こりです。肩腱板断裂など、放置すると悪化する疾患もあるため、病院での診断を受けておくことが安心です。
東洋医学的立場から
新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編) 南江堂によれば、肩こりの原因には風邪・寒邪・湿邪・熱邪・痰湿・血瘀・気血両虚などが挙げられています。
例えば、風邪による肩こりは痛む場所がころころ変わり、血瘀の場合は一ヶ所が刺すように痛むなど、それぞれ特徴があります。
当院の鍼灸治療
当院では伝統的鍼灸術を用いて、オーダーメイドで肩こりの施術を行っています。
教科書的見解も参考にしますが、基本は五臓六腑の調整を中心に施術します。
私が所属する東洋はり医学会では、肩こりでは特に肺との関係を重視しています。
また、私の臨床経験では、肩甲骨の間のこりは心や肝の影響が関係することが多く、脈診により判断して施術しています。
執筆者
寺田 りょう(鍼灸師/言語聴覚士)
名古屋市南区「かけはしはり灸院」院長。
東洋医学に基づいた伝統鍼灸と、現代的な解剖学・リハビリの視点を融合させ、心身のバランスを整える施術を行っています。
出典
- 医療情報科学研究所 編『病気がみえる 運動器・整形外科』
- 南江堂『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』