Last Updated on 11月 30, 2025 by kakehasi
はじめに
かけはしはり灸院では、顎関節症にお悩みの方に向けて、伝統的鍼灸術に基づいた鍼灸を行っています。
顎の筋肉に直接鍼をするのではなく、手や足の経絡上のツボを重視しています。
病院に通っても改善せず、何年も経ってから来院される方もいらっしゃいます。
西洋医学的立場から顎関節症の解説
顎関節症患者の心身医学的な治療の変遷(日補綴会誌 2012)によれば、
「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害および顎運動異常を主要症候とし、類似症状の症候を呈する疾患」と定義されています。
また予後については「大半が良好」とされています。
(日補綴会誌 2012『顎関節症患者の心身医学的な治療の変遷』)
食いしばりが原因で噛み合わせの調整が必要なケースもあるため、まずは信頼できる医療機関での受診が推奨されます。
東洋医学的立場からの顎関節症の解説
南紅堂『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』によると、咬筋には胃の経筋が関わっていると示されています。
この経筋は顔面・口周りまでつながっており、足の特定のツボを刺激することで顎まわりの流れを整えることが可能です。
つまり、顎の筋肉そのものに直接アプローチしなくても、胃の状態を整えることで顎の症状が変化する場合があります。
※ほかに大腸の経筋も関わっているとされています。
(南紅堂『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』)
当院の顎関節症の鍼灸ケア
当院では、二つのツボを同時に使う「奇経治療」を応用し、胃と大腸のツボを組み合わせて鍼灸を行います。
また、食いしばりが原因の方には、可能な範囲で鍼灸による食いしばりケアも行います。ストレス由来の食いしばりをサポートします。
まとめ
名古屋市南区の「かけはしはり灸院」では、東洋医学に基づいた伝統的鍼灸術で、顎関節症をサポートしています。
長年悩んでいる方も、ぜひ一度ご相談ください。
執筆者
寺田 りょう(鍼灸師/言語聴覚士)
名古屋市南区「かけはしはり灸院」院長
出典
- 日補綴会誌 2012『顎関節症患者の心身医学的な治療の変遷』
- 南紅堂『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』