よくあるご質問


1. 服装はどうすればいいですか?

施術着をご用意しています。
仕事帰りにそのままご来院いただけます。


2. どのくらいの頻度で通えばいいですか?

症状にもよりますが、慢性化してしまった症状は 週に1〜2回程度 の通院が必要となる場合があります。

通院していくうちに、間隔を空けても効果が持続するようになりますので、相談しながら進めさせていただきます。

ただし、継続的に通院しなければ効果が分からないというわけではありません。
ほとんどの方が、その場で身体の変化を感じています。
一回の施術で長年の悩みに変化が生じた方も多数いらっしゃいます。


3. 小さい子どもや付き添いがいても大丈夫ですか?

はい。施術に支障がなければ問題ありません。


4. 領収書は?医療費控除の対象?

当院では鍼灸施術に対して領収書を発行しております。
鍼灸施術は条件を満たすことで 医療費控除の対象 となる場合があります。

年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告を行うことで
所得税・住民税の負担が軽減 される可能性があります。

ただし、支払った医療費がそのまま減税されるわけではありませんのでご注意ください。

医療費控除の詳細は以下を参照してください:
→ 国税庁「医療費控除について」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
(出典:国税庁)

また、不明点がある場合は 税務署の電話相談 の利用もおすすめです。

控除対象外となる施術

以下の目的による施術は医療費控除の対象外です:
・美容鍼(美容目的)
・メンテナンス目的の施術
・リラクゼーション・もみほぐし目的

医療的な目的の鍼灸のみ対象となります。


5. 鍼灸師とは?

鍼灸師は 国家資格 です。

私の経験ですが、数カ月通ってから「鍼灸って資格がいるんですね」と驚かれるケースも残念ながらありますが立派な国家資格です!

鍼灸師になるには

(出典:『新版 東洋医学概論』/医道の日本社)
・修業年数は 3年
・解剖学、生理学、東洋医学、経絡、経穴、臨床実習などを履修
・卒業後、国家試験を受験
→ 合格後に「鍼師」「灸師」の資格が与えられる

また、鍼灸を保険適用で行うには
・1年以上の実務経験
・所定の講習修了
が必要です。

※整体師・カイロプラクターは日本では国家資格ではありません。

鍼灸師の仕事
・鍼・灸を用いて自然治癒力を高める
・経穴(ツボ)を使い、全身のバランスを整える
・医学知識が国に認められているため 開業も可能

私は鍼灸に加え、西洋医学の知識も応用させて施術しています。

鍼灸院を選ぶ際に知っておくと良いこと
・鍼灸師は全国共通の国家資格
・医学的知識を持っているので安全性が確保されている
・初めてでも安心して施術を受けられます


6. 気とは?

東洋医学では「気」は重要な概念ですが、スピリチュアルではなく 教科書に明記された医療理論 です。

(出典:『鍼灸学【基礎編】』/東洋学術出版)

気の5つの働き
1. 推動作用:成長・発育、臓腑の働きを促す
2. 温煦作用:身体を温める
3. 防御作用:体表で外敵(邪)から守る
4. 固摂作用:血液や体液の過剰な漏れを防ぐ
5. 気化作用:生理機能を変換・促進(例:膀胱の排尿力)

まとめ
・気は明確な理論に基づく東洋医学上の概念
・施術中、気の働きは実際に観察できる

例:
・お灸で皮膚に艶 → 防御作用が高まったサイン
・背中のお灸だけで全身が温まる → 温煦作用


7. 針は痛いのか?

痛い針・痛くない針の種類

● 痛い針
・中国の伝統流派などの太い針
・神経を狙う施術

● 少し痛い針
・日本で一般的な細い針。私の経験上、チクッとする程度と答える方が多いです。

● 全く痛くない針
・接触鍼(皮膚に当てる程度)、てい鍼(刺さないタイプの鍼)

当院の針は痛い?

当院は 接触鍼・てい鍼が得意 です。
「痛くて通えなかった」という方にも喜ばれています。

例外:
・美容鍼・頭鍼は数ミリ〜数センチ刺すため多少痛みあり
・ただし 0.14mm の極細針 を使用

「痛いほうが効く」というのは誤解ですが、希望があればしっかりと刺す施術にももちろん対応します。


8. 鍼灸は何が対象になる?

鍼灸の適応範囲は 非常に広い とされています。

(出典:『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』/南江堂)

「自然治癒力を賦活し、生体自身の治癒力で疾病を治す方法」

つまり、自然治癒力が高まることで変化が見込める疾患は適応になり得ます。

注意が必要な症状
・骨折、感染症など → まず病院へ
・頭痛の中には脳疾患が隠れる場合あり
・うつ病 → 鍼灸併用は良いが、服薬を急にやめるのは危険

迷ったらご相談ください。


9. 好転反応とは?

施術後に だるさ が出ることがあります。
これは副作用ではなく、身体が良くなる過程とされています。
通常 2〜3日以内に収まります。

例:
・「寝たらスッキリした」という方が多い
・通院を続けると出なくなることも多い

鍼灸の危険な反応

(出典:『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』/南江堂)

挙げられるリスク:
・気胸
・折鍼
・麻痺
・内出血

当院では
・深刺し
・神経を狙う施術
・電気鍼
は基本的に行わないため、気胸などのリスクは通常ありません。

美容鍼・頭鍼では内出血の可能性がありますが、通常 10日ほどで改善します。

まとめ

好転反応は、身体が良い方向へ向かっているサインです。
痛み止め多用者や慢性疾患のある方に多い印象です。


参考文献

・国税庁「医療費控除について」
・『新版 東洋医学概論』/医道の日本社
・『鍼灸学【基礎編】』/東洋学術出版
・『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』/南江堂

執筆者

寺田 りょう(鍼灸師/言語聴覚士)
名古屋市南区「かけはしはり灸院」院長。
東洋医学に基づいた伝統鍼灸と、現代的な解剖学・リハビリの視点を融合させ、心身のバランスを整える施術を行っています。

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