眼精疲労、疲れ目の鍼灸ケア 名古屋市南区「かけはしはり灸院」


Last Updated on 11月 30, 2025 by kakehasi

はじめに

昨今、多くの方が長時間スマホやPCを使用するようになりました。私の経験では、疲れ目や眼精疲労について患者様に伺うと、事務仕事をされている方の大半が「悩まされている」と答えます。

西洋医学的立場から

『病気がみえる vol.12 眼科』(医療情報科学研究所/メディックメディア)によれば、不定愁訴の代表であり、いわゆる「疲れ目」のこととされています。また、原因により次のように分類されています。

  • 調節性眼精疲労(調節機能に負担)
  • 筋性眼精疲労(外眼筋に負担)
  • 不等像性眼精疲労(左右差の大きい近視や遠視による)
  • 症候性眼精疲労(緑内障等、様々な疾患が原因)
  • 神経性眼精疲労(精神的緊張状態の持続など)

さらに同著では、VDT症候群(Visual Display Terminal症候群)の主症状のひとつとしても挙げられています。VDT症候群とは、長時間のパソコンやスマホ作業が原因で身体的・精神的な不調を引き起こす状態を指します。

東洋医学的立場から

『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』(南紅堂)では、眼精疲労は肝と腎の病証と密接な関係があるとされています。東洋医学において肝は「目」と関係が深いとされ、過労や加齢によって腎が損なわれることを考えると、この理論は非常に理にかなっています。

当院の鍼灸治療

当院では基本的に五臓六腑の調整を行っています。特に上記の通り肝と関係が深く、経験上、肝を患っている方が多いです。その場合、肝にアプローチすることで東洋医学的に整う事を経験しています。

また、加齢により腎が損なわれている方で、目を酷使している方は、ほぼ例外なく眼精疲労を訴えられます。この場合は腎を補う施術を行い、同時に目の周囲のツボを優しく刺激することが多いです。

執筆者

寺田 りょう(鍼灸師/言語聴覚士)

名古屋市南区「かけはしはり灸院」院長。

東洋医学に基づいた伝統鍼灸と、現代的な解剖学・リハビリの視点を融合させ、心身のバランスを整える施術を行っています。


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