Last Updated on 9月 12, 2025 by kakehasi
突発性難聴の鍼灸治療|名古屋市南区「かけはしはり灸院」
突発性難聴と心理的ストレス
突発性難聴は突然耳が聞こえなくなってしまうため、心理的ストレスは非常に大きい疾患です。
さらに原因も不明なことが多く、患者様は「このまま治らなかったらどうしよう」という不安を抱えがちです。
西洋医学の治療と現状
一般社団法人 日本聴覚医学会「急性感音難聴診療の手引き2018年版」では、突発性難聴について
「おおよそ1/3の例では治癒、1/3の症例では部分改善、1/3では改善が乏しい」
と記載されています。また、
発症後早期に治療を開始したほうが聴力予後が良好である
ことから、病院での治療は可能な限り早く開始することが推奨されています。
しかし、半年程度で症状が固定してしまうと、その後の改善は難しいことが多いとされています。
かけはしはり灸院のアプローチ
当院では、このような厳しい現状の突発性難聴に対しても鍼灸治療を実施しています。
まずベースとして全身の調整を目的とした伝統的鍼灸を行い、
五臓六腑のバランスを整えることで生命力を強化し、自然治癒力を高めます。
さらに、即効性を出すための奇経治療も重ねて提供し、
近年注目されている頭鍼も取り入れています。
中には内耳神経に効くとされるツボを発見した流派もあり、
流派にこだわらず徹底して効果を追求する治療を行っています。
言語聴覚士による安心の施術
病院での早期治療は必須ですが、鍼灸と併用することで回復の可能性を高められるかもしれません。
当院では鍼灸師であり、かつ聴覚の専門資格である言語聴覚士を持つ院長が施術を担当。
西洋医学的知識と鍼灸治療の視点を融合させた、根拠ある鍼灸治療を提供します。
まとめ
突発性難聴は時間との勝負です。
発症したらまず耳鼻咽喉科を受診し、可能であれば鍼灸治療も早期に開始することで、
改善の可能性を最大限引き出すお手伝いをします。
名古屋市南区で突発性難聴の鍼灸治療をお探しなら、ぜひ当院へご相談ください。また、時間が経過してしまった方や、病院でもう無理と言われてしまった方も是非一度お試しください。
執筆者:寺田 りょう(鍼灸師/言語聴覚士)
名古屋市南区「かけはしはり灸院」院長
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