突発性難聴の鍼灸ケア 名古屋南区 かけはしはり灸院


Last Updated on 2月 25, 2026 by kakehasi

突発性難聴と心理的ストレス

突発性難聴は突然耳が聞こえなくなってしまうため、心理的ストレスが非常に大きい疾患です。
さらに明確な原因やきっかけが不明なことも多く、患者様は
「このまま治らなかったらどうしよう」という強い不安を抱えがちです。

突発性難聴の西洋医学の治療と現状

出典:一般社団法人 日本聴覚医学会「急性感音難聴診療の手引き2018年版」

「おおよそ1/3の例では治癒、1/3の症例では部分改善、1/3では改善が乏しい」

また、「発症後早期に治療を開始したほうが聴力予後が良好である」とされています。

このことから、突発性難聴では可能な限り早期の病院受診と治療開始が必須です。
しかし、半年程度で症状が固定してしまうと、その後の改善は難しいことが多いとされています。

突発性難聴の東洋医学的視点

出典:『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』(南江堂)

同書には「耳に関する症状は腎と関係が深い」と記載されています。
加齢や過労により腎が衰えるとされており、腎を補う鍼灸術が有効であると考えられます。

また、「手足の少陽経は耳周囲に流注する」とも記載されています。
手足の少陽経とは、三焦経と胆経のことを指します。

三焦は東洋医学独特の概念で、簡単に言うと体内の気や水分を全身に巡らせる働きを担います。
意外にも三焦経や胆経のツボは耳の周囲に複数存在しており、
耳との関係が深いことがうかがえます。

そのため、三焦や胆の働きを正常化させる鍼灸アプローチも有効であると考えられます。

かけはしはり灸院の鍼灸ケア

当院では、厳しい現状にある突発性難聴に対しても、鍼灸によるアプローチを行っています。
まず全身調整を目的とした伝統的鍼灸により五臓六腑のバランスを整え、
生命力と自然治癒力を高めていきます。

さらに、奇経治療や、近年注目されている頭鍼も取り入れています。
流派にとらわれず、徹底して追求する鍼灸を実施しています。

頭鍼では、内耳神経に対応する特有のツボが存在します。
内耳神経とは、脳神経の中で最も聴覚と関係が深い神経です。

奇経治療はなじみのない言葉ですが、同時に2つのツボを用いる治療法です。
三焦のツボと胆のツボを同時に使用し、統合的にアプローチしていきます。

言語聴覚士による安心の施術

病院での早期治療は必須ですが、鍼灸と併用することで回復の可能性を高められるかもしれません。

当院では、鍼灸師であり、かつ聴覚の専門国家資格である言語聴覚士を持つ院長が施術を担当します。
西洋医学的知識と鍼灸治療の視点を融合させ、根拠に基づいた鍼灸ケアを提供しています。

まとめ

突発性難聴を発症した場合、まず耳鼻咽喉科を受診することは必須です。
そのうえで、鍼灸によるケアを併用することも非常におすすめです。

名古屋市南区で突発性難聴の鍼灸院をお探しの方は、ぜひ当院へご相談ください。
時間が経過してしまった方や、病院で「もう改善は難しい」と言われた方も、
ぜひ一度お試しください。


執筆者

寺田 りょう(鍼灸師/言語聴覚士)
名古屋市南区「かけはしはり灸院」院長。
総合病院(回復期リハビリ病棟)、訪問看護、老人ホームでの実務経験を持つ言語聴覚士・鍼灸師。病院での全身リハビリの知見と、東洋医学を融合させた独自の施術体系を構築。
【所属】公益社団法人 愛知県鍼灸マッサージ師会、一般社団法人 東洋はり医学会。
病院では「原因不明」と言われた不調に対し、医療・介護・伝統鍼灸の多角的な視点からアプローチしている。

参考文献・出典

  • 一般社団法人 日本聴覚医学会「急性感音難聴診療の手引き2018年版」
  • 『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』(南江堂)

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