腰痛、肩こり、首こり、うつ病、頭痛、不妊等を最新&伝統鍼灸+整体で改善


【うつ病の鍼灸治療】名古屋市南区「かけはしはり灸院」|経絡を活かした伝統鍼灸+最新の技術


Last Updated on 9月 27, 2025 by kakehasi

はじめに

近頃、メンタル系の疾患で鍼灸を訪れる方が増えています。

いったんうつ病に罹患すると、仕事や家庭に大きな影響を及ぼす場合もあり、決して軽視できない疾患となっています。

また、目に見えない疾患であるため、周囲の協力を仰ぐのに苦慮することも少なくありません。未だにうつ病であることをオープンにすることをためらう方も多いのではないでしょうか。

そのような方もご安心ください。当院ではメンタル系の疾患を抱えた方も多数来院しており、改善されていった方も多数いらっしゃいます。どうぞお気軽にご相談ください。

西洋医学と東洋医学の併用

『新版東洋医学臨床論(はりきゅう編)』(南江堂)では「薬物療法が第一選択となるが、薬物療法と鍼灸治療を併用すると、より効果的である」と記されています。

つまり、病院での治療と鍼灸の併用が推奨されています。

まれに薬物治療を完全に否定する方もいらっしゃいますが、命に関わることもあるため、慎重な判断が求められます。当院では薬物治療の開始や減薬については必ず主治医の判断を仰ぐことを強く推奨しています。

東洋医学的見解

『新版東洋医学臨床論(はりきゅう編)』(南江堂)によると「肝の疏泄機能が失調し、情志の調節が上手くできなくなり肝の条達がわるくなると、抑鬱、情緒不安、ため息をよくつくといった気分障害が出現する」とされています。

東洋医学では五臓六腑の調整を主目的としますが、特に肝の関わりが大きいと考えられます。さらに、同著では心や脾が関わる可能性も示されています。

当院のうつ病に対する鍼灸治療

当院ではまず伝統的鍼灸術による五臓六腑の調整を行います。肝だけでなく腎が関わる可能性も考慮し、問診や体の状態を観察し、オーダーメイドで施術を決定します。

私は東洋はり医学会に所属しており、そこで口伝されている鍼灸術も大切にしています。例えば、頭頂部のツボ「百会」へのお灸をすると、大きな改善がみられることがあります。このお灸では一瞬「チクッ」とした熱感を感じることがありますが、多くの方が「不快ではない」「施術後にスッキリした」と感想を述べられます。

ただし、お灸はまれに軽度の火傷や赤みが残ること、毛髪が数本燃えてしまう可能性があるため、必ず患者様の同意を得て、ご希望の方にのみ施術しています。

また、頭鍼を併用することもあります。

『山本式新頭鍼療法実践ガイド YNSA症例集』(医道の日本社)では「うつ病、パニック障害、自律神経失調症」で改善がみられた症例が紹介されています。

伝統的な鍼灸術だけではなく、あらゆる技術を駆使して早期の改善を目指します。

薬物治療だけではなかなか改善がみられず不安になっている方に、ぜひ鍼灸の併用をおすすめします。
名古屋市南区で、心と体の不調に寄り添う施術をご希望の方は、かけはしはり灸院にご相談ください。
あなた本来のバランスを取り戻すお手伝いを、心を込めてさせていただきます。

執筆者

寺田りょう(鍼灸師/言語聴覚士)

名古屋市南区「かけはしはり灸院」院長。
東洋医学に基づいた伝統鍼灸と、現代的な視点を融合させ、心身のバランスを整える施術を行っています。

参考文献

  • 新版東洋医学臨床論(はりきゅう編)(南江堂)
  • 山本式新頭鍼療法実践ガイド YNSA症例集(医道の日本社)

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